【高配当、増配当ETF比較】2019年の一般NISA(ニーサ)はHDVを買うことに決めたはなし【VYM?VIG?】


2019年のNISAで積み立てるETFを考察


一般NISA(ニーサ)のメリットを最大限に活かせるのは、「高配当・増配当ETF」では?!
と思い立ち、VYM、HDV、VIGを比較してみました。(SDYもちょっとだけ・・・)

  • なるべく多くの配当を
  • 非課税で受け取る
ために選んだ商品は・・・
HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)
でしたっ!

  • 一般NISA(ニーサ)で買う高配当・増配当ETFを「HDV」に決めた理由
  • なぜつみたてNISAじゃなくて一般NISAにしたか
を記していますので、「こんな考えもあるんだな」程度にお読みいただければ。


一般NISA(ニーサ)で買う高配当・増配当ETFを「HDV」に決めた理由

VYM HDV VIG
名称 バンガード 米国高配当株式ETF iシェアーズコア 米国高配当株ETF バンガード 米国増配当株式ETF
構成銘柄数 398 75 182
信託報酬 0.08 0.08 0.08
分配金 3.6 3.42 2.22


信託報酬で比較する

VYM HDV VIG
信託報酬 0.08 0.08 0.08


「SDY (SPDR S&P 米国高配当株式 ETF) 」てゆーのもあるんだけど、信託報酬が0.35%(2018年12月現在)なので、今回は比較対象外です。

「SPDY(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)」てゆーのが信託報酬0.07%で出ているようなのですが、その比較はまた次の機会に。

ひとまず、VYMHDVVIGは信託報酬横並びなので、ドロー


配当(分配率)で比較する

VYM HDV VIG
分配金(過去12ヶ月) 3.6 3.42 2.22

VIGはこの中で唯一「増配当」株式のETFです。

10年以上連続で増配当している米国株を集めたもの・・・なので、必ずしも今現在高配当、というわけではないようですね。

「今」高配当なものに投資するか、「今後」配当が高くなるであろうものに投資するか。

このあたりは好みが分かれるところですが、とうきび。の今回のコンセプトは「NISAのメリットを最大限に享受できること」なので、「今」高配当であるものを選択したいです。
よって、ここでVIGは脱落


資産配分(セクター)で比較する

高配当ETFのセクター比較

2018年に引き続き、VOOを購入することは決定しています。

その、「VOO」のセクター割合がこちら。

VOOの構成セクター

上位3位を見てみると

  • 情報技術
  • ヘルスケア
  • 金融

となっているので、なるべく違う分野のものが上位になっているETFを選びたいところ。

この点で考えると、VYMよりHDVVIG有利っぽいカンジです。


構成銘柄の違いで比較する

実は今、とうきび。の興味は



に寄っているところ。

ただ、現在の資産(お金、時間、能力)で米国個別株を運用するのは、正直きびしい。

だから、上記の銘柄をなるべく過不足なく含むETFを運用しようと思いました。

VYM、HDV、VIGが、どれだけチョコさんやバフェット太郎さんの進める銘柄を含んでいるのか調べてみました。


企業名 ティッカー バフェット太郎 チョコ VYM HDV VIG
Procter & Gamble Co. PG
Coca-Cola Company KO
Johnson & Johnson JNJ
Altria Group Inc. MO
Wal-Mart Inc. WMT
McDonald’s Corp. MCD
ExxonMobil Corp. XOM
International Business Machines IBM
フィリップモリス PM
Verizon Communications VZ
American States Water AWR
AT&T Inc. T
Apple AAPL
Royal Dutch Shell RDSB
CISCO SYSTEMS INC CSCO
British American Tobacco BTI

※各ETFは、上位10社分のみ表示しています。


  • VYM・・・5銘柄
  • HDV・・・7銘柄
  • VIG・・・3銘柄
という結果になりましたので、2019年はHDVを買うことに決まりました。


(おまけ)売買回転率のはなし

VYM HDV VIG
売買回転率 低い 高い 普通

例えば売買回転率が50%だとすると、2年ですべての銘柄が入れ替えになってしまうイメージです。

この「%」が銘柄数ベースなのか、シェアベースなのかわかりませんが、HDVは相当高いです。

2018年は、「JNJ」が復帰したり、「T」や、直近でいうと「MCD」が外されたりしています。

調査時点ではチョコさんやバフェット太郎さんの推し銘柄が多く組み込まれているとはいえ、あくまで2018年12月現在のこと。これからどうなるかはわかりません。

ただ、それもこれも、「高配当」を維持し続けるためにやってくれていることなので、とうきび。はプラス材料と見ています。

また、これだけの銘柄入れ替えを自身で行なおうとした場合のコストを考えると、信託報酬0.08%でそこまでやってくれるのはむしろありがたい。

このように考えたため、とうきび。は「売買回転率」を気にしないことにしました。


なぜ「つみたてNISA」じゃなく「一般NISA」にしたか

とうきび。にゃんは、どうして一般NISAにしたにゃ?
海外ETFを買いたかったから!!!!

NISA(ニーサ)は、運用益が非課税になる部分が取りざたされがちだけど、実は買付手数料も無料になるんです。

投資信託(インデックスファンド)だと、そもそもの商品がノーロード(売買手数料無料)だからあまりメリットにならないので、話題にあがらないんだと思います。

でも、海外ETFは別。

通常はまとまって買わないと、手数料負けしちゃうんですよねー。

だから、買付手数料無料は、大きなメリット。

ゆえに「海外ETF」を買いたかったとうきび。は、一般NISAにしたわけです。

とはいえ、一般NISAの5年(ロールオーバーして最大10年)は、短すぎるのでは?とゆーお声もあろうかと思います。
正直言って、短いです・・・


10年後に運用益非課税で売った方がいいのか、課税口座に移して運用を続けたほうがいいのかなんて、そのときの相場になってみないと判断できない。

だから・・・恒久化の要望を出しつつ、運用期間中になるべく恩恵(買付手数料無料&運用益非課税)を享受できるよう「高配当ETF」で運用しよう、っちゅー魂胆です。

ちなみに、NISA恒久化の要望を出す先について、水瀬さんがいくつか方法を教えてくださいました。




2018年の実績

2018年末時点でのNISAの評価損益


2018年は
  • VOO(バンガード S&P 500 ETF)
  • VTI(バンガード トータルストックマーケットETF)
  • VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)
の3種類を積み立てました。

2018年の10月くらいから市場全体の雲行きがあやしくなっているので、現在の評価損益はマイナスですっ(ドンッ!)


一般NISAで買う高配当ETFをHDVに決めたはなし、まとめ

<比較した項目>
  1. 信託報酬
  2. 分配金
  3. 資産配分(セクター)
  4. 構成銘柄

  • VOOと資産配分がカブりすぎておらず、
  • チョコさんとバフェット太郎さんの所有銘柄をなるべく多く含んでいる(かつ、それ以外の銘柄が少ない)
という点で、HDVに軍配が上がる結果となりました。


ちなみに年額120万円(月10万円)をそれぞれ・・・
  • VOO→月2
  • HDV→週1
で積み立てる予定です!

VOOとHDVの積立設定画面


海外 (高配当、増配当) ETFの選択基準をお送りしましたー。 どなたかのお役に立てたならうれしいです☆

感謝

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